全仏は準々決勝がすべて終了し、ベスト4が決定しました。久々に力を入れて記事を書く時間が取れたのでかなり長い文章になるかもしれません(笑)

R.フェデラー d M.アンチッチ 64 63 64
1stセットで多少もたついて、2ndセット序盤で勢いを奪われそうになりましたがさすがフェデラー。多少不利な状況に陥ってもそこからのギアアップが素晴らしすぎます。今大会、ギアアップする前はフェデラーにしては少々テンポの悪いテニスをしています。しかし、ギアアップするとハードコートと同様とまではいきませんがクレーにしては早いテンポでテニスをしています。これをやられると対戦相手は厳しいですね。
アンチッチはゆったりとした大きなテイクバックからフォア・バック共にバランスの取れたショットをテンポよく打つことができています。最大の武器はやはりサーブでしょうか。ボレーも結構うまい。ただ何かが足りないような気がします。それは去年のAIG決勝を実際に観戦したときにも感じました。それさえ改善されれば、この先化ける可能性があると思います。
D.ナルバンディアン d N.ダビデンコ 63 63 26 64
ナルバンディアンが去年今大会でベスト4だったダビデンコに勝利し、今大会2度目の準決勝進出です。
ナルバンディアンの試合はフェデラーとアンチッチの試合の後に放送されていました。私はナルバンディアンのプレーを見た瞬間に、
「なんなんだ、このテンポの早さは!?」
とかなり驚きました。ライジングで早いタイミングで打ち、毎回コースを散らして相手にペースを掴ませず終始試合を支配する。これはフェデラーが普段ハードコートなどでやっているテニスに非常に似ています。クレー上ではフェデラーよりも早いテンポかもしれません。明らかにクレーを得意とする選手とは思えないプレースタイルです。これがナルバンディアンの本当の実力なのか。
I.ルビチッチ d J.ベネトー 62 62 63
なんとルビチッチが第4シードの座を守り準決勝進出です。いくらドロー運が良かったとはいえこれはすごい。
R.ナダル d N.ジョコビッチ 64 64 ret
まさかまさかの大波乱があるのではないかと心配していましたが、ナダルが今大会快進撃を続けていたジョコビッチに勝利し準決勝進出を決めました。
ナダルはいつも通りのプレーを終始続けていました。とにかく守って、隙があればカウンター。しかし、去年と同様、もしくはそれ以上のプレーをしているかもしれませんが、明らかに去年よりも苦戦しながら勝ちあがっています。対ナダルに必要なのは強打しかないというのが最近は主流みたいで、それがナダルを苦しめています。
ジョコビッチのプレーを初めて見たのは去年の全豪1回戦のナイトセッションのセンターコート、サフィンとの試合でした。その試合がツアーレベルでは初めてだったようですが、魅力的なプレーをしていたように記憶しています。次に見たのは去年の全仏の2回戦か3回戦のコリアとの試合でした。このときはコリアに後一歩で勝利するというところまで行ったにもかかわらず途中棄権。
ジョコビッチのプレーの特徴は、高い打点から繰り出される強打です。以前はこればかりが目立っていましたが、現在はサーブやコースも上達したように思えます。そして何よりプレーが柔らかくなったように思えます。これは将来かなりいい感じになるかもしれません。
男子は第1シード〜第4シードすべてがベスト4に残りました。こんなことって全仏じゃなかなか見られませんね。
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