昨日は全仏のドローを4分割してそれぞれをチェックしていきましたが、今日は今大会全体の予想や展望を書きたいと思います。昨日のドローチェックと多少矛盾する点が出るかもしれませんが、1日たって考えが変わったということで大目に見てやってください(^^;
優勝候補筆頭はダントツでナダルでしょう。クレーでは現在53連勝で歴代1位タイ。1回戦でソダーリングに勝利すれば記録更新になります。しかし、1回戦でソダーリングと対戦するのは嫌ですね。今はランキングを下げていますが、グランドスラムでシードをもらえるぐらいまでランキングを上げていた実力者なのです。普通にやればどう考えてもナダルが勝つでしょう。嫌なのはこれが『1回戦』だということ。どんな選手でも、特に上位シード選手は対戦相手がどんなに格下であれグランドスラム1回戦というのは緊張するのです。ここさえ突破できれば怖い存在は多々いますが勢いに乗っていけるでしょう。
ナダルに次ぐ優勝候補はフェデラー。去年の全仏で初めて全仏タイトルを狙えると確信し、今年は全仏タイトルを取って生涯グランドスラム&年間グランドスラムへ向け準備は万端です。今年はドバイ、モンテカルロ、ローマの決勝でナダルに負けてしまっていますが、その差は確実に縮まりつつあります。今度こそ決着を、と言いたいところですが、しっかりと足元を見ていないと足元をすくわれるかもしれません。まあ、そんな心配はフェデラーには無用でしょうけど
優勝候補2人に対抗できると思われるのはナルバンディアンでしょう。今年は去年とは比べ物にならないぐらいもモチベーションのはずですから、何が何でもフェデラーが勝ち上がってくるであろう準決勝まで勝ちあがりたいはずです。ロブレドはMSハンブルグで優勝して様々なところで対抗馬としてあがっていますが、私はロブレドにそこまで決定的なものはないと思います。しかし、対抗馬とまでいかなくとも、いい線はいくかもしれません。
ダークホースはアルマグロに決定。この人しかいません。今年の好調さから勢いは今大会で一番でしょう。しかも失うモノがないので非常に怖い存在です。もしかしたら無名の選手が勝ちあがってくるかもしれませんが、無名の選手を予想しろというのは無理です(笑)
今大会は『ナダルとフェデラーどっちが強いのか選手権』になるといわれていますが、私もそうなると思います。なぜなら対抗馬が少なすぎるからです。コリアとアガシは欠場。モヤ、ガウディオ、フェレーロなどのトップクラスのクレースペシャリストはパッとしません。この3人が急に元気になったり、サフィンが安定していたり、アルマグロが大暴れしたりすればかなり面白いことになるかもしれませんけど。
いままで客観的に見てきましたが、個人的には大好きなナダルを応援しますし、絶対優勝すると思います。楽しみなことは事実なのですが、対抗馬が少ないのはちょっとさびしいかなあ。男子は後半で一気に盛り上がると思いますが、女子は最初から最後まで盛り上がるでしょう。そういう意味では女子はうらやましい(笑)女子の記事はどうしようかな。もしリクエストがあればためしに書いてみます。
ちなみにTennis.info plusは毎日少しずつ作業を進めています。なかなか見やすいのに仕上がらなくて悪戦苦闘の日々です(汗)
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